SellBOT導入で煩雑な作業をゼロに
~お客様も巻き込み業務変革~

- 所在地:
- 京都府
- 業種:
- 金属精密加工
- 従業員数:
- 27名
- 導入時期:
- 2022年9月
導入前/導入後
BEFORE
- 見積もりは紙に印刷し、図面は手書きで作成していた
- 担当者ごとに作業を行うため、見積もり価格にばらつきが生じていた
- FAXやメールで受け取った見積もり依頼を印刷し、スキャン後、再度印刷するという煩雑な作業が発生していた
- 外注先とのやり取りに時間がかかっていた
- 業務全体の効率化が急務だった
AFTER
- お客様への対応スピードが格段に向上
- 外出先からでも迅速に見積もり対応が可能に
- お客様とのメールによる情報伝達が簡潔かつ正確になった
- FAXやメールの送受信、それに伴う印刷・スキャン作業が大幅に減少
- 紙の使用量が削減
- 担当者による見積もり金額のばらつきが解消
- お客様からの信頼がより一層深まった
- 過去の図面の検索が容易かつ迅速になった
- 類似案件への対応が迅速になり、作業効率が飛躍的に向上
インタビュー
―SellBOTを選んだ理由は?

長年抱えていた見積もり業務の課題を解決できると確信したからです。以前は、お客様にお出しする見積もりを一つひとつ紙に印刷し、それに合わせて図面も人の手で描いていました。こうした手作業中心の進め方では、どうしても担当者によって価格に多少の違いが生まれてしまうことがあり、それが悩みの種でした。また、お客様からFAXやメールでいただいた見積もり依頼を、一度印刷してからスキャナーで読み取り、内容を確認した上で再び印刷するといった、今振り返ると非常に手間のかかる作業が日常的に発生していました。協力会社様とのやり取りにも時間がかかり、業務全体の効率化が急務だと感じていたのです。そんな状況を変えたい一心で様々な解決策を探る中で、SellBOTの「AI見積もり機能」は特に魅力的に映りました。これまで多くの時間を費やしていた作業をAIが代行してくれるというのは、まさに私たちが求めていたものでした。さらに、私たちと同じ製造業ならではの悩みや「こうだったら良いのに」という現場の声を深く理解し、それを具体的な機能として形にしている点にも強く共感しました。単にシステムを導入するだけでなく、私たちの細かな要望にも柔軟に対応し、相談しながら一緒に課題解決を進めていける。そんな信頼感が、SellBOTを選ぶ最終的な決め手となりました。
―導入後の改善点は?

SellBOTを導入してから、私たちの仕事の進め方は著しく改善され、多くの良い変化を実感しています。最も大きな効果は、お客様への対応スピードが格段に向上したことです。以前は、事務所に戻らなければ処理できなかったお客様からの急な見積もり依頼にも、外出先からノートパソコンやタブレット端末を使って迅速に対応できるようになりました。これにより、お客様をお待たせする時間が大幅に短縮され、私たち自身も安心して業務に取り組める環境が整いました。まるで、どこにいても会社のデスクと同じように仕事が進められる安心感があります。お客様とのメールによる情報のやり取りも、以前に比べて、非常にシンプルになりました。これまでは、何度も内容を確認し合う手間が必要でしたが、現在はSellBOTに正確な情報を入力するだけで、誤解なくスムーズに情報伝達が行えます。その結果、日々のFAXやメールの送受信、そしてそれに伴う印刷やスキャンといった一連の作業も大幅に減少し、紙の使用量削減にも繋がっています。担当者からは、「これまで担当者ごとに発生しがちだった見積もり金額のばらつきが解消され、お客様からの信頼もより一層深まったように感じます」という声もあがっています。加えて、過去の図面を探す手間も劇的に軽減されました。以前は棚から膨大な量のファイルを探し出す必要がありましたが、今ではSellBOTでキーワード検索するだけで、関連する図面が瞬時に見つかります。これにより、類似案件への対応も迅速になり、作業効率が飛躍的に向上したのです。
―SellBOTを活用した今後の展望は?

SellBOTの導入は、私たちの業務に多くの恩恵をもたらしてくれましたが、これはあくまで新たなスタート地点だと考えています。今後は、このSellBOTという強力なツールを最大限に活用し、会社全体のワークフローをさらに洗練させ、お客様へより高品質な製品を、より迅速にお届けできる体制を構築していきたいと考えています。それは、まるでこれまで個別に動いていた歯車が、SellBOTという共通の軸を得て、より大きな一つの力として効率的に回転し始めるようなイメージです。
具体的に描いている未来像としては、生産管理システムと、SellBOTとの連携を一層強化していくことです。見積もりの情報が、シームレスに生産現場へと繋がり、リアルタイムで共有されるようになれば、二度手間となる入力作業や確認の手間を削減し、より無駄のない生産体制を実現できるはずです。また、将来的には海外のお客様との取引拡大も見据えています。その際には、言語や地理的な隔たりを乗り越え、世界のどこにいてもSellBOTを通じて正確かつ迅速な情報共有が可能なグローバルな連携基盤を構築していきたいと考えています。そしてもう一つ、重要な課題として捉えているのが、工場で実際に製品づくりを担う現場スタッフへの情報伝達の改善です。より分かりやすく、より確実に重要な情報が伝わるよう、SellBOTを活用した新しいコミュニケーションの形を模索し、全員で知恵を絞っている最中です。SellBOTを私たちの成長を力強く後押ししてくれるパートナーとして、これからも共に新たな未来を切り拓いていきたいと心から願っています。