投稿日:2025.07.16 最終更新日:2026.09.24
機械加工の見積りソフトおすすめ6選!企業の悩み別で徹底比較!

機械加工の現場でよく挙がる議題ではないでしょうか?
材質と加工方法の組み合わせで単価が毎回変わり、Excelやフリーソフトでは追いつけず、結局ベテランの頭の中に依存している。有料の製造業向けソフトを見ても迷いやすいのはここで、「図面を探せる」ことと、「見積りのたたき台まで出る」ことは、同じではありません。
この記事では、まず機械加工業で候補になる6つのソフトを比較表つきで紹介します。それぞれの強みと向いている企業を先にお見せしてから、選び方の根拠を整理していきます!
記事でわかること
・機械加工業向けに見たおすすめソフト67選、それぞれの強みと向いている企業
・失敗しにくい見積りソフトの選び方3つのポイント!
この記事を書いた人
株式会社REVOX担当者
マーケティング担当 朝波 義直(あさなみ・よしなお)
製造業向けクラウドサービス「SellBOT」のマーケティングを担当。カスタマーサクセス業務や顧客データ運用に携わった経験を活かし、現在は製造業の調達業務・見積り・図面管理を中心に、AI・DXを活用した業務効率化や属人化解消について情報を発信しています。
製造業の現場で起こる業務課題を整理し、実務に取り入れやすい形で分かりやすく伝えることを大切にしています。
機械加工業におすすめの見積りソフト6選!
6社はいずれも図面を扱う点で共通しています。
この記事では「2D図面からたたき台が出るか」「形状で類似図面を探せるか」「検索から見積りまで1つで完結するか」の3点で特徴を比較していきます!
| ソフト | 提供元 | 類似図面検索 | 見積り作成支援 |
|---|---|---|---|
| CADDi | キャディ株式会社 | あり | あり |
| alfaDOCK | 株式会社アルファTKG | あり | オプション |
| AI図面検索システム | 株式会社コスモサミット | あり | なし |
| FullWEB | 株式会社コネクテッド | あり | なし |
| AI類似図面検索 | 株式会社高志インテック | あり | なし |
| SellBOT | 株式会社REVOX | あり | あり |
①CADDi:図面資産の活用から見積り・調達まで!

CADDiは、図面データの資産化とサプライチェーンの最適化を軸にしたプラットフォームです。
- 図面データ活用のCADDi Drawer
- 見積プラットフォームのCADDi Quote
- 原価査定のCADDi Cost Review
など、図面まわりの業務を複数プロダクトで広くカバーします。2024年9月にはCADDi Quoteの正式提供開始を発表し、導入2ヶ月で見積業務が60%削減された事例を挙げています。
強みは、見積り単体で終わらず、図面の資産化から原価・調達までを同じ基盤の上で広げていける製品群の厚みです。対象業界には自動車系、建設機械、重工業、機械・デバイスまで幅広いのが特徴。
価格や機能の詳細は公式サイトをご覧ください。
②alfaDOCK・GAIA見積:板金現場を図面ごと一式デジタル化!

図面管理システム「alfaDOCK」は、紙図面や現場帳票の多い工場を丸ごとデジタル化できる一体型の設計が強みで、板金用の見積りソフト「GAIA見積」と連携できます。
alfaDOCKの精密板金企業の導入事例では、図面を探す手間の「30%削減」などの数字が公開されています。
③AI図面検索システム:「図面検索」に特化し、原価実績まで参照!

株式会社コスモサミットのAI図面検索システムは、過去の製造実績図面から「類似図面をAIで探すこと」に特化した製品です。
検索結果の図面に紐づく見積り実績を、メタデータとして参照できます。直近のアップデートで表題欄の品番・図番・名称をAI-OCRで読み取り、画像ベースの検索にテキスト検索が加わりました。
強みは、「経験則がないと探せない」という状態をなくせること。
公式サイトにも、経験・ノウハウの少ない若手社員でも類似図面を検索できる点を打ち出しています。
④FullWEB:図面も帳票も、長く大量に管理できる文書管理の土台

株式会社コネクテッドのFullWEBは、文書管理・図面管理システムです。100万ファイル超の大量文書に対応し、権限設定・操作ログなどのセキュリティ機能や、承認・押印のワークフロー、電子帳簿保存法への対応も備えています。
強みは、図面に限らず会社の文書全般を、長期間・大量に管理し続けられる機能にあります!
⑤AI類似図面検索:品番や名称が揃っていなくても「形」で探せる

株式会社高志インテックのAI類似図面検索は、キーワードではなく、図面に含まれる形状の特徴で類似図面を探すシステムです。
手書きの形状で探す検索、寸法線を含むあいまい検索、属性情報との組み合わせ検索に対応し、検索結果をユーザーが修正して精度を高める二次学習機能もあります。
強みは、品番・図番・名称の付け方がバラバラのまま溜まった図面でも、「形」からたどり着ける検索性能です。
導入事例では、約10万件の図面で検索時間3秒、別の事例では調査検討時間2割減という数字が出ています。導入前のPOC(事前検証)が推奨されているので、自社の図面でじっくり精度を確かめてから決められます。
⑥SellBOT:図面検索から単価参照、見積りの“たたき台作成”まで一気通貫!

SellBOTは、私たち株式会社REVOXが提供する見積りアシストソフトです。
見積りのたたき台作成(見積アシスト機能)はもちろん、過去製造した類似図面の検索機能や、テキスト(文字)の抽出・分析、さらには製造業で重要となる「調達」までAIがサポートする『見積り業務そのもののアシストツール』となっています。
見積り業務の属人化を解消できるのはもちろん、月額制でアカウント数に上限がないのもポイントです。
自社製品なので身びいきに聞こえるかもしれませんが、特許取得をはじめ、ISO/IEC27001認証(2023年5月)、丸紅との資本業務提携(2024年)、IT導入補助金/デジタル化・AI導入補助金の対象ITツールなどの実績から、200社(2026年8月時点)を超える製造業の企業様にご導入いただいています。
「図面を探す」だけで終わらせず、
見積り作成まで効率化しませんか?
SellBOTなら過去の類似図面を探し単価や実績を確認しながら、
見積りのたたき台作成まで一連の流れでアシスト。
実際の画面を見ながら自社の見積り業務にどう使えるか確認してみませんか?
なぜ見積り業務で「図面検索」が重要視されるのか?
機械加工の見積りは、材質、加工種別、寸法精度、表面処理、ロット数量が同時に単価決定に影響します。
汎用ソフトが前提とする「品名×単価×数量」では足りず、差分をExcelや手計算で埋める運用になりやすい。その判断がベテランの頭の中にあると、休む・辞めると見積りが止まってしまいます。
機械加工では、同じ顧客から似た形状・似た材質の部品が繰り返されることが多く、そのときに必要なのは「過去に近い図面の単価をすぐ出す」ことですよね。
「積算できること」と「実績単価を瞬時に引き出せること」は別の話。過去の知見がシステムに残れば、担当者が変わっても同じ図面にたどり着けます。
だからこそ当社SellBOTをはじめ、本記事で紹介したようなツールが持つ「図面検索ができるか」「その精度がどれだけ高いか」が製造業の見積り業務効率では重要視されるというわけです!
見積りだけじゃない!「SellBOT」のアシスト機能
SellBOTは当社グループ会社・株式会社プラポート(樹脂精密加工)の現場課題から生まれたツールで「図面を読んで見積りを出す」。この作業を毎日やってきた“製造業の現場感覚”が設計に入っている見積りアシストツールです。
① AIテキスト抽出・解析:「文字データ」から過去事例をピックアップ!
見積りで一番時間を取られるのは、実は価格の計算ではありません。
「どこかに前の図面があったはず……」「ベテランに聞かないとわからない」という“探す時間”に、現場はものすごく多くのコストが発生しています。
SellBOTのテキスト抽出は、この無駄を根こそぎ消し去るアプローチをもとに開発しています。
『“ベテランの頭の中”を、全員が使える“仕組み”に変える』。これがSellBOTのアプローチです。
② 類似図面AI検索:文字ではなく「形」で探せる!
従来のAI技術のほとんどは「文字読み」にしか対応していなかったため、複雑な部品だと類似案件を探しきれませんでした。
そこを解消したのがSellBOTの『類似図面AI検索』です。
図面内の部品形状を自動で認識する独自技術を搭載し、文字の照合ではなく、図面の「見た目」で似ている過去の案件を探し出します。図面探しにかかる時間を「約10分の1」に短縮できた事例もあります。
過去事例を知らない若手だけでなく、ベテランの方の『前にもこれ似たの作ったな…どの案件だっけ…』と探す時間を大幅短縮します。
また、似ている図面同士の違いをハイライトする『AI差分表示』も搭載。形状の個別比較や図面の歪み補正で、確認の見落としを防ぎます。
③ 見積りアシスト機能:「たたき台」作成はAIがアシスト、人の目で監修できる!
見積り金額の算出ももちろんAIがアシスト。
これまでは材料費や加工費をゼロから積み上げていたため、ベテランにしかできないブラックボックスになりがちでした。SellBOTなら、過去の見積りデータをもとにAIが「今回の見積り案」をすぐに提示してくれます。
人間はゼロから考える必要はなく、「80点のたたき台を確認して、100点に直すだけ」。急ぎの案件にも即座に対応できるようになります。
④ 調達クラウド機能:材料費の確認も、見積りの流れのまま!
SellBOTでは、これまで紹介した「読み取り、比較し、見積る」この作業に加え、調達の手間をなくす『調達機能』を搭載。
図面や文字が読み取れるように、見積り依頼の際に必要な微調整、例えば『文字を消す』『類似品の相見積の過去実績を即座に参照する』などまでAIがアシストします。
「ここは流石に人の手でしょ…」という製造業の常識を、最先端のAI技術で改善する。これが実際の製造現場のノウハウから生まれたSellBOTの強みです。
当社SellBOTの強みについては、こちらの記事でより詳しく解説しています!
関連記事:『今話題の「AI見積り」ぶっちゃけ精度はどう?属人化解消への貢献度を解説!』
まとめ:製造業の見積りアシストツール、導入前にまずは「デモテスト」を行いましょう!
機械加工の見積りソフトは、帳票が出せるかどうかより、図面で過去案件に届くかどうかで、導入後の成果が大きく変わります。
また製造業の経営陣が見落としがちなのが『使いやすさ』です。
投資対効果を求めるあまり、機能が多いツールを選びがちですが、操作が難しければ現場は使ってくれません。ですので価格や機能で選ぶのはもちろん、ぜひ実際のデモやトライアルで触って確かめるようにしていただくことを推奨しています!
製造業の現場ならではの悩みを、SellBOTが「データ」と「仕組み」でご支援いたします。ぜひ一度お気軽にご相談ください!
自社の図面でも、本当に使える?
その疑問、実際に確かめてみてください。
見積り方法や保有している図面は企業によって異なります。
現在の見積り業務を伺いながら、
どの業務をSellBOTで効率化できそうかご案内します。
「うちの見積り業務にも使える?」という段階でも構いません。
見積り業務のお悩みや、現在の運用についてお気軽にご相談ください
