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全6拠点の「見積りバラつき」と「属人化」を一網打尽。月2,000枚の図面処理を支えるSellBOTの類似精度と、現場に寄り添う手厚いサポート体制

全6拠点の「見積りバラつき」と「属人化」を一網打尽。月2,000枚の図面処理を支えるSellBOTの類似精度と、現場に寄り添う手厚いサポート体制

株式会社YSK様

所在地
大阪府八尾市泉町
業種
機械加工/シャフト製品
従業員数
200名
導入時期
2025年2月

工作機械をはじめとする各種産業向け機械の心臓部となる「シャフト製品」を手掛け、約200名体制で全国に製造・営業拠点を展開する株式会社YSK様。

受注全体の約3割をリピートや類似品が占める同社では、かつて各拠点や各営業担当者が個別のノウハウや独自のエクセルデータで見積りを行っており、精度のバラつきや属人化による確認の手間が大きな課題となっていました。

今回は担当の新井様に、課題だった類似品照会をスムーズにしたSellBOTの導入経緯や、スモールスタートから全6拠点へと広げた工夫、そしてサポート体制に対する評価について詳しくお話を伺いました。

全6拠点の「見積りバラつき」と「属人化」を一網打尽。月2,000枚の図面処理を支えるSellBOTの類似精度と、現場に寄り添う手厚いサポート体制

POINTこの記事の見どころ

各拠点で生じていた見積り精度のバラつきと、属人化による確認コストが課題。

「SellBOT」の導入により月2,000枚規模の図面管理を共通化し、属人化の解消とスピーディな対応体制を実現。

導入前/導入後

RESULT

BEFORE

各拠点・営業担当ごとの記憶や個別の関数管理により、見積り精度にバラつきが発生していた。

  • 各拠点の営業担当が各自の記憶や計算用のエクセルファイルを参照して個別に見積りを行っており、基準の統一や属人化の解消が課題となっていた。
  • 外注先の選定や確認が必要な案件では、相手からの返答待ちも含めて見積り回答までに数日から最長1〜2週間かかることもあった。
  • 受注全体の約3割を占めるリピート・類似案件に対して、毎回過去の類似データを特定・参照する作業の手間が膨らんでいた。

AFTER

高精度な類似検索により営業現場での見積り自己解決が進み、全社的な業務平準化と迅速な顧客対応を達成。

  • 高精度の類似検索により、過去実績や類似図面をすぐ参照できるようになり、熟練担当者に頼らない平準化された見積り体制が完成。
  • 営業担当が現場やベテランに毎回確認をとる手間が減り、自分で解決できる案件が増えたことで回答スピードが大幅に向上。
  • 手厚い現地サポートとオリジナルの社内マニュアル活用により、全6拠点へのスムーズなシステム定着に成功。

インタビュー

INTERVIEW

産業向けシャフト製品の製造と、月2,000枚におよぶ図面処理

産業向けシャフト製品の製造と、月2,000枚におよぶ図面処理
質問

まずは貴社の事業内容について教えてください。

ご担当者様

当社は大阪府八尾市に本社を置き、主に産業用機械や工作機械に使われる各種シャフト製品の精密加工・製造を手掛けているメーカーです。多種多様なご要望に応えるため、国内に複数の製造・営業拠点を構えて展開しています。

質問

月間でどのくらいの図面や見積り案件を扱われているのでしょうか?

ご担当者様

月間で約2,000件ほどの図面や見積りを扱っています。そのうちの約3割がリピート案件や過去製品の類似品ですね。日々、全国の拠点から非常に多くの案件が舞い込んできている状況です。

拠点ごとのバラつきと、見積り作成にかかる確認の手間が課題に

拠点ごとのバラつきと、見積り作成にかかる確認の手間が課題に
質問

SellBOTを検討される前は、具体的にどのような課題を抱えていたのでしょうか?

ご担当者様

一番困っていたのは「見積り作業の属人化」と「過去実績データの探しづらさ」でした。

従来は各拠点・各営業担当者が各自のやり方で見積りを行っていました。素材や長さ、太さを指定すると概算の加工費が出るような関数組みのエクセルファイルを使って計算する人もいれば、自分の頭の中や記憶をもとに「あの図面は誰に聞けばいいか」を探す人もおり、共通の基準がなかったんです。

そのため、経験の浅いスタッフは「この形状は本当に対応できるか」「加工にどれくらい時間がかかるか」をベテランや現場の技術者に毎回相談する必要がありました。

質問

見積りの回答時間にも影響が出ていたのでしょうか?

ご担当者様

製品の難易度によりますね。簡単な製品であれば確認して1分以内で返せるものもありますが、材料の発注や外注先の選定が必要な案件、外注先からの返答待ちがあるものになると、回答までに数日から1週間、長いと2週間近くかかってしまうケースもありました。

受注の3割を占めるリピート・類似品において、毎回過去の実績を探し出したり人に聞いたりする手間を省き、やり方を揃えることが会社としての大きな取り組みだったんです。

決め手は「類似検索の精度」と、現場課題への合致

質問

数あるツールの中で、SellBOTを選ばれた決め手は何だったのでしょうか?

ご担当者様

一番重視していたのは「類似検索の精度」です。上層部としても、類似品の見積りに時間とコストがかかっている点がいちばんのボトルネックだと捉えており、社内で本格的にコスト削減に向けた検討が始まりました。

実際、私が立ち会った範囲でも他社さんに説明に来てもらい比較検討を行ったのですが、当社のボトルネックである「過去の類似図面をいかに正確に素早く引き出せるか」という精度面を吟味した結果、SellBOTが最も優れているという判断に至り、採用を決めました。

多品種多量の図面を扱う当社だからこそ、類似検索の精度が決め手になりましたね。

スモールスタートからの拠点拡大と、社内定着を支えた工夫

スモールスタートからの拠点拡大と、社内定着を支えた工夫
質問

導入はどのように進めていかれたのでしょうか?

ご担当者様

最初から全社一括で入れるのではなく、まずは九州や東京といった拠点からのスモールスタートでした。そこから手応えを確認しつつ、本社を含めた全国6拠点へと順次展開を進めていきました。

質問

新しいシステムを複数拠点に広げる際、社内の反発や戸惑いはありませんでしたか?

ご担当者様

正直なところ、どんなシステムであれ新しい仕組みを入れるときは「これまでのやり方を続けたい」という現場の抵抗感が少なからず生まれます。

当社にはパソコン操作に慣れていないスタッフも多かったため、操作手順マニュアルを自作して配りました。私自身、新しいことを始めるときにマニュアルがあると助かるタイプなので、誰でも迷わず使える環境を整えたんです。

さらに大きかったのが、本社へ入れる際にREVOXの担当者様が直接現地まで足を運び、説明会を開いてくださったことです。メーカー側の本気度が現場にしっかり伝わったことで、「まず使ってみよう」という雰囲気ができあがり、スムーズな定着につながりました。

営業での見積り自己解決と、頼もしいサポート体制

営業での見積り自己解決と、頼もしいサポート体制
質問

導入後、実際の使い勝手や効果はいかがですか?

ご担当者様

以前は、営業担当が自分で判断しきれない案件があると、現場の職人やベテランに「これ作れる?どれくらい時間かかる?」と毎回相談しに行っていました。

ですが、SellBOTで類似検索を行えば過去の実績が一発で出てくるため、わざわざ現場に聞きに行かなくても、営業の手元で根拠を持ってスピーディに回答できるようになりました。時には類似で引っかかりづらい図面もありますが、再検索などで工夫しながら活用しており、今では当社の日常業務の中にしっかりと組み込まれて活躍してくれています。

質問

機能面以外で、SellBOTのサポート体制についての印象はいかがですか?

ご担当者様

非常に助かっているのが、こちらの急な依頼や相談に対してもすばやく柔軟に対応していただける点です。

例えば今年の7月、加工チャージ率を変更することになった際、ユーザー側では変更できない設定部分だったためREVOXさんにお願いすることになりました。急なお願いだったにもかかわらず、すぐに対応していただき本当に助かりました。

ツール自体の使いやすさはもちろんですが、「困ったときにすぐ相談でき、親身に対応してくれる」という聞きやすさとサポートの手厚さは、本当に心強いと感じています。

今後のさらなる進化への期待

質問

最後に、SellBOTの導入を検討されている企業様へメッセージをお願いいたします。

ご担当者様

当社のように全国に拠点があったり、扱う図面の数が多く過去データの管理や類似照会に課題を感じていたりする企業様にとって、SellBOTは心強い解決策になります。

単にシステムを提供するだけでなく、導入時の講習や急な設定変更にもすぐ伴走してくれる体制が整っているため、安心して社内展開を進めることができます。

今後はAIモデルの刷新によって類似検索の精度がさらに上がると聞いていますので、当社の業務効率化がどこまで進むのか、非常に楽しみにしています。

編集後記

月2,000枚近くの図面を扱い、全国6拠点で製造・販売を展開する株式会社YSK様。個人の経験値やエクセルデータに依存していた見積り業務をSellBOTで集約し、組織的な平準化を進められている姿勢がとても印象的でした。新井様自ら作成された社内マニュアルとREVOX社の現地訪問サポートが噛み合い、スムーズに全社定着へと結びついた事例として、多くの検討企業様の参考になるはずです。

滝井 幸乃(たきい・ゆきの)

REVOX担当者

滝井 幸乃(たきい・ゆきの)

株式会社プラポートでは営業部にてカット品見積り業務を担当。自社ECサイトのリニューアルプロジェクトに参画して材料費の自動計算システム構築に携わる。その経験を活かし、SellBOT誕生のきっかけとなった「AI Quest」プロジェクトに参加。SellBOTの展開とともに、2021年に株式会社REVOXの立ち上げメンバーとして参画。現在は、初期から関わってきた知見を活かし、カスタマーサクセスとして「SellBOT」の導入支援から運用の定着化に取り組んでいる。

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